日々、積笑

笑って過ごせる毎日

久しぶりに甲状腺のこと

Posted by yokka on   1  0

最近よく行く医者と言えば、歯医者。
昨年の9月に銀歯を被せていた場所が痛みがでて、
歯医者に行った。

札幌に来る前までは定期的に歯医者に行っていたのだが、
転勤して新しい歯医者を探すとなると、
どこに行こうか迷っているうちにほったらかし。
痛みがでて、強制的に歯医者へ。

治療に通うこと半年、あちこちチェックもして
治療もようやく今月終わりそうだ。

そもそも注射が嫌いだ。
今3ヶ月に1度甲状腺の定期健診で毎回血液検査があるが、
なんとかそれは慣れて来た。

さて。
昨年の7月のこと。
もうすぐ甲状腺がんの摘出手術をして1年経つので、
CTか、PET検査を受けて全身のスクリーニングを
次の定期健診に受けてはどうだろうか。と主治医からの提案。

どちらも医療被曝は仕方ない検査なので、
本当に必要な検査なのか、と主治医に質問し、
次の健診に返事することにした。
術後1、2年は特に気をつけた方がいいと、主治医の意見。

CTにしても、PET検査にしてもがんを
見つけられるサイズには限度がある。
病院指定の検査なので保険がきくとはいえ
PET検査は費用もかかる。
本当に必要なら受けるが、被曝も含めたリスクに対して
それ相応のメリットがあるのか色々調べても
自分では明確に判断できなかった。

そうこうしているうちに8月。
毎年恒例の人間ドックの時期になった。
前の年がちょうど甲状腺の手術を控えていたことと、
CTなどの検査を受けた後だったので、
人間ドックは受けなかった。
だからなんとなく2年間を空けるのが心配で
昨年は人間ドックを受けた。

すると、それまでのう胞があり要観察だった右の乳房に
新たな要検査項目がついていた。
それからこれも数年毎に引っかかる胆管にも要検査。
11年前に初めて胆管拡張で引っかかった時、CTを受け、
問題は見当たらないので、体質かもしれないと言われた。
その後も何もない時もあれば、やや拡張気味と出る時もあるが、
数年続くということはなかったので、様子を見ていた。

それがこのタイミングで乳房と胆管のダブルで要検査。
どれほどの精度があるかはわからないが、
何かあれば写るものがあるかもしれないと、
PET検査を受ける決心をした。

10月に予約を入れPET検査を受けた。
特に乳房はがんかもしれないと
かなり覚悟していたが、結果は何もなし。
どこにも異常はないよ。とにこやかな主治医。
がちがちに緊張して座っていたので、一気に気が抜けた。
少しほっとしたが、今年早いうちにきちんと乳腺外科を受診し、
見てもらおうと思っている。
影響が少ないと言え、甲状腺がんもがんに違いない。
過度に神経質にならないようにしているが、
慢心もいけない。何事もほどほどに慎重さを持って。


さてさて。
PET検査を受けてみて、何もなかったから思うことだが、
本当に必要だったかどうかはいまだにわからない。
今後身体にどう影響するかはわからないし。
ただ、今回の検査は記録としてきちんと残る。
転勤があることは主治医もわかっているので、
転院する時は全部のデータを渡すからね。と言われているので、
もしかしたら何かの役にたつかもしれない。
もしかしないほうがいいけどね。

ただ、PET検査で思わぬことがわかった。
PET検査は椅子に座り静脈から注射で液体を入れた後、
しばらく安静にしてその後検査台で検査、という流れになる。
注射の時間は2分くらいだったか。

注射が終わり、安静室に移りますと言われ立ち上がり、
数歩歩いたところで気分が悪くなり目の前が真っ暗になって、
意識がなくなって倒れた。

気付いたら安静室で寝かされ、医師の診察を受けていた。
血圧と脈拍がかなり下がっていたらしい。
横に寝てしばらくしたら、調子は戻ってきた。
医師の説明によると、注射した液体には血圧を下げるような作用はない
ので、症状から見て迷走神経反射失神だろうと言われた。

迷走神経反射失神?

突然気を失ったことがこれまであるかと聞かれ、
最初は小学生の時高熱を出し解熱剤の注射をしたら倒れた。
他にも極度に疲れていた時や寝不足の時、
婦人科健診の体がん検査を受けたら痛かった時、
意識を失う度合いは軽いものから
全く意識がないものと差はあったが、
これまで確かに何度か同じ経験がある。

詳しく説明できないが、私の理解したところによると、
過度のストレスや緊張がある時、長時間立っている時などに、
何らかのショックが加わることで、
自律神経がパニックをおこし急激に血圧が下がり失神するらしい。
今回は私の嫌いな注射がひきがねだったようだ。
迷走神経反射失神の場合、病気ではなく体質のようなものなので
仕方がないが、立っている時にこの失神は起こるので、
注射の時は看護師に事前に伝え、
急に立ち上がらないように気をつけてと言われた。

意識が戻ってしばらく看護師さんが血圧と脈拍を測ってくれて
いたが、血圧が低い…と心配そうにしていた。
普段自宅で自分で血圧をいつも測っているので、
上が90、下が60を切り、脈拍も60ぐらいなので、
それを伝えると、そうでしょう~やっぱりそうなのね~と言い、
だったら正常値に戻ってます。と安心顏。
自分の血圧知ってて良かった。

安静時間は1時間だったので、
それまでには回復して無事に検査を受け、
検査後は普通に自分で家に帰った。

そうか、私は迷走神経反射失神なんだとすごくすっきりした。
これまで何度か病院で倒れた時も、理由はわからないと言われた。
脳に原因があるのだろうかと心配したこともあった。

そしてふと思い出した。
全身ひどい蕁麻疹が出た時、高熱と痛みで数日寝込み、
そのピークの夜中にトイレに行く途中で意識がなくなった。
後日皮膚科で話したらアナフィラキシーだろうと言われたが、
おそらくあれも迷走神経反射失神だったかもしれない。
私は注射と同じくらいぶつぶつが苦手だ。
全身蕁麻疹で腫れ上がった自分を見てショックだったのは間違いない。
ま、いまではわからないけど。
でも迷走神経反射失神ならすごく納得。

話があちこちに逸れたが、甲状腺の術後の状態としては、
がんが見つかった左側を摘出し、右は残したので、
術前より甲状腺ホルモンの数値は下がってはいるが
適正範囲で体調にも変化はない。

首の傷跡はこうなった。



白く筋が入ったようになっている。
術後1年半が経とうとしているが、
傷の辺りの引きつりを少し感じる時がある。その程度だ。
大きな不自由さはない。
ブログでわかるようにばっちり元気に楽しい毎日。

で、思わぬところで迷走神経反射失神だとわかった私。
歯医者なんて、音から麻酔から苦手そのもの。
問診票に「迷走神経反射失神体質です」とばっちり書いた。
それを見た歯科医が、注射とか緊張するでしょう~と言い、
針や器具は見えないようにしますね。
それと、これからなにをするかも詳しく説明しながら進めるので、
緊張したら教えてくださいね~と今までにない超丁寧な対応。

あぁ、なんと便利な言葉だろう。
今までも倒れたことありますか~と聞かれても
ありますが…原因は不明で…で
終わっていたもどかしさが一気に解消。

おかげで今の歯医者には不安がなく、
無事に治療を受けられたのである。
これから初診の病院には
「私、迷走神経反射失神です!」とばしっと表明することにしよう。

元気に笑って過ごせる毎日に感謝。

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