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子供を持つということ

Posted by yokka on   0  0

未妊―「産む」と決められない 未妊―「産む」と決められない
河合 蘭 (2006/04)
日本放送出版協会

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たまたま何かの本紹介で、目に留まったタイトルがあった。
『未妊「産む」と決められない』(河合蘭 NHK出版)
読んでみた。日ごろなんとなくくすぶっている自分の
気持ちをずばりと言い当てられているようで驚いた。

結婚して3年が経ち、子供はできてもできなくてもいいと
思っているし、友人達から尋ねられるとそう答えている。
結婚後、仕事も辞め専業主婦をしているので、子供を
持つことに消極的なことに不思議に思われることもある。
確かに、ネットで色々と見てみると、キャリアがあり仕事を
しているから子供を持たないという人か、子供を持つことに
積極的に行動している人のどちらかしか見えてこない。

「子供ができたらできたとき」なんて曖昧で、宙ぶらりんな
意見の持ち主は私ぐらいだろうかと、不思議に思っていた。
それが、この本を読んで、私のような曖昧な意見の人も
結構いることに、驚きと喜びを覚えた。なーんだって感じ。

しかし、今年私は35歳になる。結論を先延ばしにしてきたが、
いよいよかという思いがこの本を手にとった理由かもしれない。
既婚、未婚、子作りに積極的、消極的に関わらず、
これから先の自分の人生の中で、自分が子供を持つことを
想像したことがある人は、女性として必要な知識がかかれて
いるので、この本を読むと参考になると思う。

「子供を作ろう!」みたいな強制的なことは一切かかれて
いないものの、子供を持つことについて色々な角度から、
紹介や的確なアドバイスがなされているので、気楽に読めた。
また、不妊治療についても書いてあり、あくまでも治療を
受ける女性の視点に立ち、とても温かく書いてあり、
具体的な治療方法の例も載っているので、わかりやすい。

私も結婚当初は、基礎体温なるものをつけていたので、
その体温変化に一喜一憂していたことがあった。この本ではまさに、
それが「不妊うつ」と書いてあったので、思わず笑った。
積極的に子供を望んでいない以上、体温の変化で落ち込むのが
嫌になって、それ以来基礎体温はつけるのをやめた。
ちなみに、子宮筋腫があるので婦人科へはかかっているが、
不妊の検査や治療は受けたことがない。

知人や友人から妊娠、出産の報告が届く。
嬉しそうな様子をみる度に、「本当によかったなぁ」と思う。
子供を育てる幸せも友人達から伝わってくる。
しかし、自分のことに置き換えられない。
今の生活は、何不自由なく夫婦二人面白おかしく過ごしている。
独身時代、結婚に興味がなかったが、今では結婚して
よかったと思える。価値観はきっと経験で変わるのだろう。

<あなたが決めるしかないのです>とこの本の締めくくりにある。

「案ずるより産むがやすし」というのも、わかる。頭でっかちになる
のは良くない。しかし、自分のこれからの生き方に関わるとなると
楽観的に決断できないのだ。一方で、「きっと神様が私達に
子供をまかせられると思ったら、その時にできるんだろう。
できないときはそれもまた運」・・・なんて、こんな時ばかり
神様まかせな態度で、甘い考えでいるのには、年齢的期限がある。
優柔不断な私に課せられた、今年の「決めること」の一つなのだろう。
わかっちゃいるけど、決められない~♪なんて歌っている場合ではない。

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